ケンコバ、さらば・森田に恨み節「やってんな!」 切り札に使われ、お気に入りの店と“微妙な関係”に
お笑い芸人のケンドーコバヤシ(52)が19日深夜放送の読売テレビ「にけつッ!!」で複雑な思いを告白した。 「まあ、僕が悪いんですけど、許せないことがあって。ちょっと気遣ってくれよ、と」とケンコバ。その出来事を語り始めた。 コロナ禍も終盤、自宅近くに開店した串カツ店を訪れたケンコバ。「コロナが明けるやいなや通い始めて、これがすごくおいしい。コロナの影響でガラガラで、大将が“大変なんですけど地道にやっていきます”と。“僕も応援させてもらいます”と言った」と協力を約束した。 芸人仲間に店を紹介したりスタッフを連れて行くなど宣伝活動を続けていると評判が広がり、店は徐々に盛況に。たまに入店できないほど人気が出始めた。「まあ仕方ない。でもこれ以上ブレークしたらまずいな…と。教えた芸人たちに“オマエらテレビで言うなよ”って言うたんです」と振り返った。 その後、何げなくテレビを見ていると、お笑いコンビ「さらば青春の光」の森田哲矢が「とっておき店出しますわ!」と豪語していたという。まさか…と思いつつ続けて見ていると、「ケンコバさんにテレビで教えたらシバくって言われた店出します」と、その串カツ店を紹介。「やってんな、コイツ!と。スタジオも“行きた~い”って大騒ぎ。次の日店見たら行列ができてた」と、テレビの影響力を実感した。 この日から、店に行きづらくなってしまったというケンコバ。それはテレビ紹介され超人気店になってしまったから、だけでなく別の理由もあった。 「店の人は、局からオンエアの許可取りもあっただろうし、放送を見てると思うんです」と切り出し、「“ケンコバさんにテレビで言うなと言われた”というワード…」とケンコバは頭を抱えた。 「なんで“応援させてもらいますね”と言いながら、芸人には“テレビで言うな”と言うてるんですか!と思ってるはず」と、店主の心情を想像。森田の発言は店のバリューを上げるキラーワードとなったものの、ケンコバには店主の誤解を生みかねないひと言だった。 ケンコバは「仕方がないから次、森田が使ったらぶん殴ることにします」と恨み節。「微妙やなあ、それ!」とテレビで紹介しないよう言ったケンコバの気持ちを理解した上で苦笑いの千原ジュニアに、「微妙でしょ?よくよく考えたら、お店の人はそら(テレビで)言って宣伝になったほうがプラスでしかないですからねえ」と、複雑な思いを吐露していた。