吉本芸人・吉田たちが明かす『双子あるある』!? 「もはや見分けてもらえなくてもどっちでもいい」
吉本興業のお笑いコンビ・はるかぜに告ぐがパーソナリティーを務めるラジオ番組に、先輩芸人の吉田たちが出演し、トークを繰り広げた。 【関連】双子芸人・吉田たち 「一学年上に四つ子がいたから双子じゃキャラが薄かった」 学生時代の苦悩明かす 吉田たち(兄・ゆうへい、弟・こうへい)は、1987年11月13日生まれの双子で大阪府堺市出身。大阪NSC29期生で2007年にコンビを結成した。同期はヘンダーソン、見取り図、さらば青春の光などがいる。 2人の見分け方についての話になると、「(見分けてもらえなくても)どっちでもいい領域にきたのよ」とひと言。 もはや面倒にもなってきているそうで、「『ゆうへいさん?』って言われて、『あ、こうへいです』っていうやり取りを何回もしてきたから、もうほんまにどっちでもいいのよ」と話し、いまや見分けがつかなくても構わないのだという。 さらに、「よう聞かれるんやけど、俺らもほかの双子の人はわからんし」と、自身が双子だからといってほかの人の見分けがつくわけではないとのこと。これには、はるかぜに告ぐの2人も納得していた。 いまでは、見分けがつかないことを逆手にとって楽しんでいるという2人。はるかぜに告ぐ・とんずは髪型でなんとか見分けているそうなのだが、すかさず「じゃあこのあとパーマあててくるわ」と返答。とんずは、「やめてください。後輩の気持ちを考えてください」と全力で反対した。 2人に初めて挨拶をする際、「(見分けられないから)必ず2人でいるときにしたほうがいい」と言われていたにもかかわらず、1人のときに声をかけてしまったとんず。内心、「1人しかおらん!」と焦っていたのが吉田たちの第一印象だという。 相方・一色といろも、「1人でいらっしゃるとちょっと絶望する。2人でいてほしい」と同意を示した。 サッカー好きの吉田たちは、お笑いライブ中の企画でサッカーをしたこともあるほど。 「双子が同じサッカーチームにいたら敵を惑わせそう」という言葉を聞くと、こうへいからは「ゆうへいが試合に出てて、自分はベンチで。選手交代のときにゆうへいと交代で僕が入って、相手のチームが『え、いま何が変わったん』と戸惑わせたことがある」というエピソードが飛び出した。 番組内のコーナー「ひとこと告がせて~!」にちなんで、吉田たちの2人にも“ひとこと告げたいこと”を発表してもらった。 こうへいの「最近見たポテトチップスに告ぐ! 『じゃがバター味』って書いてたけど、“じゃが”はもう入ってるから~」というひと言には、番組スタッフから拍手が生まれるほど、周囲が「確かに!」と共感。 「“じゃが”は既にあるやん。なんなんやろ。じゃがを足してんのかな」と謎は残るものの、一同納得のひと言だった。 ゆうへいは、「どうぶつ折り紙に告ぐ! むずすぎ~!」と叫んだ。ゆうへいには動物好きの子どもがおり、なかでもゾウが現在1番のお気に入りなのだとか。そこで、折り紙でゾウを作ってあげようと思い立ったのだが、対象年齢3歳以上と書かれているにもかかわらず、「めっちゃむずい」折り紙だったのだそう。 ゆうへいによると、作業を進めていくごとにどんどんわからなくなってしまったのだとか。そのため、YouTubeで作業工程の動画を見ることにしたが、「普通の速度で見たら見失う」という壁が。そのため、「初めて0.25倍速で(動画を)見た」そうで、最終的に完成するまでに45分もの時間を要したのだという。 翌朝、力作となったゾウの折り紙を見た子どもは大喜び。ゆうへいも「作ってよかったな」と達成感を覚えたのも束の間。ふと気づいたときには最初の紙の状態に戻っていたそうで、「それ以来なんも折ってない」と絶望しつつトークを締めくくった。 ※ラジオ関西『Clip火曜日』より
ラジオ関西