高知市の中学校で未来の地域の防災リーダーを育てる講演会【高知】
RKC高知放送
南海トラフ地震について学び、未来の地域の防災リーダーを育てようと高知市の中学校で防災の専門家を招いた講演会が開かれました。 高知市の介良中学校で行われた防災講演会は、近い将来に必ず起こるとされる南海トラフ地震に備えるため正しい知識を身に付け未来の地域の防災リーダーを育成しようと行われたもので、生徒や地域の住民など約250人が参加しました。 講師は地震地質学が専門の高知大学防災推進センターの岡村眞客員教授で、岡村教授は南海トラフ地震が発生した時に介良中学校区は最大2メートル地盤が下がり水没してしまうと指摘。学校にいる時には、校舎のできるだけ高い所に逃げることや、津波から逃げるためにはまず揺れから身を守りけがをしないことが重要だと繰り返し、参加者に呼びかけていました。 参加者はいつ発生してもおかしくない南海トラフ地震について真剣な表情で学んでいでした。