チョコレートの原料“カカオ”と向き合う人々を追ったドキュメンタリー 映画『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』
チョコレートの原料である“カカオ”の歴史、栽培する農家の現状や、カカオの可能性に魅せられて、彼らの労働環境の向上やカカオのビジネスモデル構築に奔走する日本人の活躍を追ったドキュメンタリー映画『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』が公開される。この度、本作の予告映像とポスタービジュアルが公開された。 コロンビア先住民の末裔であるカカオの起源となったアルアコ族が抱える課題を、現地に入り、共に課題解決に取り組みカカオ産業のビジネスモデル構築に奮闘するカカオハンター小方真弓、また、アフリカのガーナに単身渡航し現地のカカオ産業を変えるため農家だけでなく政府にも働きかけ、革命を起こそうと奮闘している Mpraeso 合同会社 CEO の田口愛。 本作には、そんなカカオに魅了された2人を中心に、小方と同じくカカオのビジネスモデルの構築に奔走するダンデライオン・チョコレート・ジャパン CEO 堀淵清治、日本を代表するチョコレートメーカーの社員として、長年に渡り繰り返しカカオ産地を訪ね、社会課題解決に奮闘し、現地にてデベロップメント・チーフに任命された株式会社明治の土居恵規、カカオに魅せられ「カカオがチョコレートになったのはまだ歴史的には最近。」と語り、カカオの新しいレシピ開発に取り組むミクソロジスト南雲主于三が出演。各人にとっての“カカオの魅力や課題”についても語られる。 監督を務めるのは、多様性について考えるドキュメンタリー映画『であること』を手掛けた和田萌。本編のナレーションは、歌手でタレントの堀ちえみが担当する。 ▼堀ちえみ コメント まさか映画のナレーションのお話をいただけるなんて、一生考えていませんでした。大好きなカカオのお話ということで、頑張ってきたことへの神様からのご褒美だと思いました。私にとってカカオは、心であり、身体。励みになっている存在です。カカオがフルーツだということを知らない人も多いと思いますので、是非いろんな方にご覧いただき、“カカオ”についても知っていただきたいです! 映画『巡る、カカオ ~神のフルーツに魅せられた日本人~』は、2024年1月12日(金)より全国順次公開。
otocoto編集部
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