「メンバーとファンが両想いであることが証明できた」THE RAMPAGE 陣さん・浦川さん・武知さん・龍さんインタビュー
16人の大所帯で、LDHに所属するアーティストの中でも異色の存在感を放っているTHE RAMPAGE 。グループ名の由来である荒々しく暴れ回るようなパフォーマンスはもちろん、THE FIRST TAKEでも歌唱した「MY PRAYER」など美しいバラードも人気の再注目のグループです。 【写真を見る】仲の良さが垣間見える、インタビュー中の陣さん、浦川翔平さん、武知海青さん、龍さん 2月14日にリリースされた初のベストアルバムは、彼らの進化してきた軌跡と表現の幅を堪能できる作品に。ファン投票で決められた楽曲のほか、2曲の新曲が収録されています。 待望のベストアルバムに込められた想いやお気に入りの楽曲、これまでのグループ活動を振り返って歴史的だった出来事は? 今回は陣さん、浦川翔平さん、武知海青さん、龍さんのインタビューをお届けします。
――待望のベストアルバムが『16SOUL』、『16PRAY』の2作同時発売となりますが、まずは今の率直な心境を教えてください。 陣 2018年のファーストアルバム『THE RAMPAGE』から始まり、ありがたいことに、ほぼ毎年新しいアルバムを出させてもらってきました。だから僕たちとしては、ベストアルバムを出せるなら、これまで応援してくれたファンの方々と一緒に作りたいという気持ちがあって。収録する楽曲をファン投票で決めるなど、メンバーだけでなく皆さんの思い入れも反映できたことが嬉しかったですね。自信を持ってリリースできる正真正銘のベストアルバムです。 ――昨年は大規模なアリーナツアーを成功させるなど絶好調ですが、ベストアルバム発売を機にファン層がさらに広がりそうですね。 武知 そうですね。個人的にも気になるアーティストがいたらベストアルバムから入ることが多いので、今回はRAVERS(ファンネーム)の皆さんと一緒に名刺代わりとなるようなアルバムを作った感覚もあります。 ――RAVERS(ファンネーム)の皆さんの投票によって決まった楽曲のラインナップに意外な結果はありましたか? 龍 今回、ミディアムテンポの楽曲やバラードを集めた『16PRAY』は、カップリング曲の『Can’t Say Goodbye』が1位になったんですよ。他にも『Starlight』など、シングル表題曲じゃなくても僕たちが大切に表現してきた楽曲がランクインしていたので、メンバーとRAVERSの皆さんが両思いであることが証明されたみたいで嬉しかったですね。すごく大事な機会になりました。 浦川 僕が印象的だったのは、アップテンポな楽曲を集めた『16SOUL』に『GO ON THE RAMPAGE』が入ったことですね。デビュー前に制作された楽曲で、近年はライブで披露することも少なかったのに、ファンの方々に愛され続けていることが嬉しくて。キャッチーで耳に残りやすいし、歌詞でグループ名を連呼しているし、それこそ名刺みたいな楽曲。初めて僕らの曲を聞く人は要チェックです! ――今回の投票結果を受けて新たに『Can’t Say Goodbye』のMVが制作されたそうですが、撮影は楽しかったですか? 武知 めちゃくちゃ楽しかったですよ。僕と陣さんは同じチームで撮影していたのですが、気づいたら海に飛び込んでいました。 陣 ちょうど夏の終わりぐらいで、楽曲の世界観にぴったりの映像になっていると思います。 浦川 踊り慣れているし、振付けが体に染み込んでいくから、安心感がありましたね。全員で合わせようとしなくても、自然と動きが揃ってしまいました。 ――楽曲以外のベストな瞬間をまとめたグループの伝記を作ることを想定して、個人的に記しておきたいベストモーメントを挙げてください。 陣 いろんな場面で語ってきたことではあるのですが、個人的に絶対に外せないエピソードがあるんですよね。 浦川 イイですね! 言っちゃってくださいよ! 陣 寮生活をしていた時代に、(浦川)翔平が洗濯物を床暖房で乾かしていたことです。 浦川 ちょっと! それを言うのは最悪ですよ(笑) 陣 濡れた洗濯物を広げて、1枚1枚、真剣な床に並べているんですよ。それで乾くと思っていることが衝撃で……さすがにドン引きましたね(笑)。あの衝撃は忘れられないし、今後も僕は一生このネタを語り継ぐと思います。 浦川 当時は「洗濯物はハンガーで干す」という現代人の知恵を知らなかったんでしょうね……。もしくは、周囲の迷惑になることを考えられない子だったんでしょうね……。僕が洗濯物で床を占領しちゃうから、当時同じ部屋だった(神谷)健太さんは迷惑そうにしていました。 龍 それに勝てる珍プレーはなかなか無いな(笑)