“日本サッカー界の宝”を蹴落とした「ブルーロック」主人公…衝撃の第1話
イカれたエゴイストだけが、この先へ進め――。高校サッカー全国大会への切符を逃した潔世一の日本代表ストライカーへの道は、世界一のストライカーを育成する施設「ブルーロック」で、地区大会決勝の相手で自分を認めてくれた “日本サッカー界の宝”を蹴落とすところからスタートする。 【動画】日本サッカー界の宝の顔面にクリティカルヒットした瞬間(21分40秒ごろ~) アニメ「ブルーロック」は「週刊少年マガジン」(講談社)で連載中の原作・金城宗幸氏、作画・ノ村優介氏による同名漫画が原作。原作は累計発行部数3000万部を突破し、第45回講談社漫画賞少年部門も受賞した人気作品だ。2022年10月にはテレビアニメ化を果たし、2024年4月にはスピンオフ作品「劇場版ブルーロック -EPISODE 凪-」が全国公開。2024年10月からはテレビアニメ第2期の放送が予定されている。 勝てば全国大会出場が決まる大一番、将来は日本代表のエースストライカーとなってワールドカップ優勝を夢見る無名の高校生フォワード・潔世一(CV:浦和希)は、試合終了間際のゴール前で同点に追いつくラストチャンスにシュートではなく味方へのパスを選択。その結果、味方はシュートを外し、日本サッカー界の宝とも言われる相手チームのエース、吉良涼介(CV:鈴村健一)にカウンターからダメ押しの追加点を決められ全国を逃してしまった。 「パスではなくシュートを打っていたら…」そんな葛藤を抱えながら帰路についた世一が、日本フットボール連合から「強化指定選手選出」を告げる手紙を受け取ったことから物語は始まる。 世一が向かった日本フットボール連合には、日本をワールドカップで優勝させるために雇われたという絵心甚八(CV:神谷浩史)が独断と偏見で選んだ18歳以下のストライカーが300名集められていた。 日本サッカーが世界一になるためには革命的なストライカーの誕生が必要不可欠。これまでのサッカー生活と決別し、ブルーロックという施設で共同生活を行い、特殊なトレーニングをこなしてもらうという突然の説明に「何言ってるんだ?」と戸惑う世一たち。 反発の声が大きくなると絵心は「点を取った奴が一番偉いんだよ」「世界一のエゴイストでなければ世界一のストライカーにはなれない」「己のゴールをなによりの喜びとし、その瞬間のために生きろ!それがストライカーだろ?」と煽り出す。世一は絵心の煽りに突き動かされるように、これまで抱いていた葛藤を振り切ってブルーロックに参加を決意した。 ブルーロックではそれぞれルームメートと互いを高め合いながら共同生活をしていくことになる。絵心からブルーロックではすべてのストライカーの能力が数値化、ランキングされユニフォームに記載される仕組みであることが説明された。 さらにランキングは常に変動し、上位5名は6カ月後に行われるU-20ワールドカップのフォワード登録選手になれることが告げられた。しかし同時に、ブルーロックでの敗者は一生日本代表に選出される権利を失うという説明に世一らは言葉を失う。 勝ち残るのはエゴイストのみ。どれだけエゴかを計るためのテストとしていきなり“鬼ごっこ”がスタートした。この鬼ごっこはボールを当てられた者が鬼となり、制限時間終了後に鬼だった者が脱落するという過酷なルールだった。 ボールに当たり鬼となってしまった世一。制限時間が残り40秒を切り、日本代表の夢を諦めきれない世一は自身よりランクの低い五十嵐栗夢(CV:市川蒼)に狙いを定める。しかし世一はボールを当てようとした瞬間、「自分より強いヤツに勝たなきゃ何も変われない」と自分よりランクが上のメンバーに狙いを変えた。 残り3秒、世一が蹴ったボールが顔面にヒットして倒れ込む吉良良介、そしてタイムアップ。“日本サッカー界の宝”は早々に脱落してしまうのか!? いきなりの衝撃展開にネット上では「潔くんの判断まじで最高…」「いよいよデスゲームの収監施設じゃねーか!」「今までのチームで勝つっていうサッカー漫画アニメを全否定するコンセプト最高に面白い」など注目する声が上がっていた。 (C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会
ABEMA TIMES編集部