BL東京が〝府中ダービー〟制し2位確定 先発復帰のNO・8リーチ「一人一人が責任を果たせた」/リーグワン
ラグビー・リーグワン1部第15節(27日、BL東京36-27東京SG、秩父宮)BL東京が〝府中ダービー〟で勝ち点4を積み上げ、13勝1分け1敗の勝ち点60で2位が決まった。東京SGは10勝1分け4敗の勝ち点50。 BL東京は自慢の強力FWが接点で優位に立ち、前半11分にWTBジョネ・ナイカブラの突破からCTBセタ・タマニバルがトライ。17分にはSO中尾隼太のショートパントをタマニバルが倒れざまに受けながらつなぐ技ありプレーでCTBニコラス・マクカランがトライを決めた。後半もWTBマイケル・コリンズ、ナイカブラで3トライを奪い、5トライ全てをBKが記録した。東京SGも4トライを返したが、要所で守備が乱れたのが痛かった。 右ふくらはぎ肉離れが回復し、2カ月ぶりに先発復帰して主将にも戻ったBL東京NO・8リーチ・マイケルは「府中ダービーらしい府中ダービー。タフなプレーの繰り返しだった。今秋の練習ではコンタクトの部分がよくなかったが、試合に入れば一人一人が責任を果たせた。2位になったのもうれしく思う。今季はタイトな試合を勝ち切ったり、ぎりぎりのところで守り切ったりというのが多かった。今後につながる」と、5月のプレーオフ、初のリーグ戦制覇へ手応えを口にした。