アルゼンチン救うPKセーブ! 興奮の守護神E・マルティネスが腰うねうねダンス、メッシ「彼はこういうときすごく大きくなる」
[7.4 コパ・アメリカ準々決勝 アルゼンチン1-1(PK4-2)エクアドル ヒューストン] 【動画】エミリアーノ・マルティネスが興奮の腰うねうねダンス PK戦の先攻1人目で、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシが痛恨の失敗。だが、GKエミリアーノ・マルティネスは嫌な雰囲気を気にせず。直後にエクアドル代表の1人目、2人目を止め切った。 前半に先制したアルゼンチンだったが、後半アディショナルタイム1分過ぎに失点を喫した。そのまま後半は終了し、延長戦がないレギュレーションのため、決着はPK戦の結果に委ねられた。 先攻のアルゼンチンはメッシが1人目を務めた。流れを掴みたいメッシは、ゴール正面にチップキックを放つ“パネンカ”を放った。相手GKのタイミングをずらし、ボールは無人のゴールに向かったが、高さを出しすぎたためにクロスバーに直撃。意表を突いたキックは決まらず、アルゼンチンは絶対的エースであるメッシの失敗というダメージを負ってしまった。 だが、E・マルティネスにとって、メッシの失敗は関係なかった。アルゼンチンメディア『TYCスポーツ』は、試合後の選手たちの様子を伝える。メッシは「彼はこういうとき、偉大で大きな存在になるんだ」とPK戦時のE・マルティネスへの信頼を口にする。 「彼はPKにものすごく自信を持っている。試合前でさえ、PKになっても落ち込むなと話していた。彼はそういうマインドなんだ」 E・マルティネスはエクアドルの1人目を華麗に止め切ると、2人目のシュートも阻む。好セーブの後には、腰をうねうねさせるダンスを披露。アルゼンチンに勢いをもたらし、4-2での勝利に大きく貢献した。 試合後、E・マルティネスは涙を浮かべた。フラッシュインタビューでは「私はみんなに言ったんだ。まだ家に帰る準備ができていないと」と熱い思いを語っていた。