九谷焼作家、四代徳田八十吉さんが作品への思い披露 18日まで福島県郡山市のうすい百貨店で個展
石川県小松市の九谷焼作家、四代徳田八十吉さんは17日、福島県郡山市のうすい百貨店で開催中の個展会場でギャラリトークを行い、作品に込めた思いを語った。 寒さを感じつつ、心が落ち着く「風」の音を表現した作品を題材に染め上げた着物を着用して登場した。県内開催は5年ぶり。この間に大病を患い、手術した経験を振り返った。また生きて郡山市に来られるとは入院当時思わなかったと語り、「リベンジする気持ちで、期間中は皆さまに作品への思いを伝えてきた」と言葉に力を込めた。 集中治療室に入った時に感じた思いを反映した作品など、会場の作品を紹介した。「世界の人にも愛される作品づくりに励みたい」と今後の目標を語った。 作品展は18日まで。時間は午前10時から午後4時まで。