リハビリ中の心の支えに

　除雪車に轢かれる大事故に遭った米俳優ジェレミー・レナーが、リハビリを通じてロバート・ダウニー・Jr.が心の支えとなっていたことを米ピープルの取材で明らかにした。 　「FaceTimeで長く話すようになった。まるでデートでもしているようだった」とレナーは振り返る。苦痛に喘いでいるときも、気を紛らわせてくれたという。「彼はこう言うんだ。『お前がどう感じているかはどうでもいい、見た目が良ければそれでいいんだ』ってね」 　レナーによると、ダウニー・Jr.と妻のスーザン・ダウニーは、レナーが出演するドラマ「メイヤー・オブ・キングスタウン」の大ファンだったという。 　「彼は言うんだ。早く職場に戻って『メイヤー』をやれ。続きが気になるからっていう感じでね」 　ダウニー・Jr.とレナーは「アベンジャーズ」シリーズで何度となく共演しているものの、ダウニー・Jr.がレナーに手を差し伸べていることが明らかになったのは、今回がはじめて。ダウニー・Jr.といえば、薬物依存症で仕事を失っていたときも自分を見捨てなかった人に対して感謝の意を表明しており、自らも他人の支えになりたいと公言していた。ダウニー・Jr.は「オッペンハイマー」でアカデミー賞を初受賞している。