経営再建中の百貨店「山形屋」4期ぶりに黒字、本業で営業利益1億円…物産展が好調で
私的整理で経営再建を進めている百貨店の山形屋(鹿児島市)は13日、2024年2月期決算(単独)で、本業のもうけを示す営業利益が1億円(前期は2億円の赤字)と4期ぶりに黒字化したことを明らかにした。物産展が好調だったことなどが要因で、売上高は前期比2・5%増の162億円だった。 【写真】事業再生ADRでの再建を目指すことになった山形屋
最終利益は、支払利息の増加などの影響で6億円の赤字(前期は7億円の赤字)だった。あわせて同日の定時株主総会と取締役会で、メインバンクの鹿児島銀行から出向者1人を取締役常務執行役員として受け入れることを決めた。