原爆資料館、チケットのネット購入・予約スタート 混雑対策で1年間試行
広島市は16日、オンラインで原爆資料館(中区)の入館チケットの販売と一部時間帯の予約の受け付けを始めた。いずれも3月1日以降の入館分が対象。混雑対策で、1年間試す。 資料館ホームページ(HP)から購入・予約でき、日本語や英語、中国語など計15言語に対応している。市によると、同日午前11時過ぎまでに2950人分の購入・予約があったという。 チケットの購入・予約は90日先まで可能。30分ごとの入館予定日時を選んで電子決済し、メールで届くQRコードで入館する。朝夕の予約枠外の午前8時半から午後5時半までは選択した時間帯以外も入館できる。通常の窓口販売も続ける。 予約枠は3月1日から開館時間を延長する午前7時半~8時半と午後5時半~6時半。30分ごとに上限300人とする。 チケットの購入・予約は、いずれも個人・団体客が利用できる。市平和推進課は「窓口での購入待ちの時間短縮や分散入館で混雑を解消したい」としている。チケットの購入・予約サイトはhttps://www.asoview.com/channel/ticket/1gUIyAqFog/ticket0000026921
中国新聞社