地震での伊方原発事故 避難路7、8カ所寸断か 緊急輸送道 専門家分析 土砂災害リスク(愛媛)
四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で地震などによって過酷事故が起きた場合、最優先で避難する必要がある原発から半径5キロ圏内と佐田岬半島の西側地域を通る緊急輸送道路のうち、震度6弱以上で少なくとも7、8カ所が通行不能となる可能性があることが30日までに分かった。交通工学の専門家で環境経済研究所(東京都)代表の上岡直見氏(71)がまとめた。県や町は避難路の整備を進めているが、上岡代表は山がちな地形の半島での陸路避難の限界を指摘している。
愛媛新聞社