【新作紹介】ヤンキーアニメながら初々しい…この春注目の『WIND BREAKER』主人公・桜遥と主題歌のフレッシュな魅力
若手アーティストであるなとりとYoung Keeがアニメを盛り上げる
『ウィンブレ』のOP・EDテーマも、アニメのフレッシュさに拍車をかけている。OPテーマはなとりの「絶対零度」、EDテーマはYoung Keeの「無敵」。「絶対零度」はハイテンポで疾走感のある“攻め”の曲調で、「無敵」は包み込むようなやさしい歌声が印象的な楽曲だ。 楽曲を歌うなとりとYoung Keeは、どちらも2021年に活動開始したシンガーソングライター。また、両アーティストは年齢が20代前半と若い。若手アーティストの歌う2曲から、『ウィンブレ』と同じく生き生きした勢いを感じる。 OP映像に注目してみると、風鈴高校に入学した春を思わせる桜が映し出され、風鈴高校の名前にもある風鈴が涼しげに風になびく。緑色のトマトが育ち、大きく真っ赤に熟れる様子も。キャラクターたちのカットもクールだが、桜や風鈴、トマトといった風景描写が多いのが爽やかだ。熟れていくトマトは、これから桜を含めた登場人物が成長していく姿を予感させる。
フレッシュな魅力が春アニメにぴったりの『ウィンブレ』
第2話では桜の同級生が続々登場し、いよいよ風鈴高校での生活が始まったとワクワクする。『ウィンブレ』はヤンキーアニメとしてだけではなく、桜の喧嘩の強さと初々しい照れた表情のギャップも見どころになりそうだ。他のキャラクターたちも個性豊かでカッコよく、きっと“推し”が見つかるアニメになるだろう。(文:まわる まがり)
「WIND BREAKER」作品情報
その拳で、街を守れ︕ 孤独な不良高校生・桜は、ケンカのてっぺんを目指して、超不良校として名高い風鈴高校にやってきた。しかし、現在の風鈴は“防風鈴”(ボウフウリン)と名付けられ、街を守る集団に変わっていたことを知る。今、最もアツい新世代ヤンキー漫画が、 赤井俊文監督を始めとする実力派スタッフとCloverWorks により待望のアニメ化︕ 放送:2024年4月より毎週木曜深夜0:26~MBS/TBS「スーパーアニメイズム TURBO」枠にて全国同時放送 配信:ABEMA ほか各配信プラットフォームにて順次配信開始 原作:にいさとる(講談社『マガジンポケット』連載) 制作:CloverWorks Ⓒにいさとる・講談社/WIND BREAKER Project
オタク総研編集部