“ランニング初登院” 並走してきました ドタバタ!?初登院に密着 1年生議員に先輩もエール
青森朝日放送
特別国会が11日に召集されました。青森3区で初当選を果たした立憲民主党の岡田華子さん、走って笑って驚いて、初登院の様子を取材してきました。 【藤原祐輝アナウンサー】 「午前7時20分です。開門まで40分ほどあるのですが、初登院議員が見えないほど多くの報道陣が集まっています」 正門の前には、取材を受ける議員の姿が。一番乗りだった議員に話を聞いてみました。 【阿部圭史衆院議員】 (Q.何時に並んだ)「昨日の11時前ぐらいですね」 そして…。 【藤原祐輝アナウンサー】 「午前8時です。小雨の降る永田町。今、開門の合図と共に正門が開きました。皆さん一礼をして中に入って行きます」 一方、岡田華子さんは、議員会館の事務所にいました。少し遅れての初登院。そこには子育てをしているお母さんならではの事情が…。 【岡田華子衆院議員】 「きょうは子どもを起こして、ご飯を食べさせてから。そこまではやってくれってパパに言われたので。ごはんの準備までやって、それでもう行くからって言って、ごめんねって。送りはパパにお願いして」 初登院の時に注目されるのが服装です。 【岡田華子衆院議員】 (Q.服装のポイント)「ポイントね~」 「本当はテーマカラーを決めて行った方がいいですよって言われたんですけど…、間に合わず」 午前9時前、議員会館を出て、いよいよ正門へ。 【岡田華子衆院議員】 (Q.いよいよ初登院ですけれども?)「心境ですか。やっとなんか仕事ができるなって感じですね」 (Q.一番乗りは何時から並んでいたと思いますか?)「え?6時とか」 (Q.きのうの夜の11時)「え~!?うっそ~!泊まり!?すごい」 リラックスして歩いていた岡田さんですが、立憲民主党の集合写真の時間が迫っていることに気づき、途中からはダッシュ。 (正門横の小さな門から入ろうとする) 【警備員】 「先生、真ん中からじゃなくてよろしかったですか?」 【岡田華子衆院議員】 「真ん中から!」 岡田さん、無事に初登院です。 【岡田華子衆院議員】 (Q.ランニング初登院でびっくりしました)「びっくりしましたね。私もびっくりしました。時間には余裕を持って(笑)」 【田名部匡代参院議員】 「こんなにね、朝から初登院で走る人見たことないけど」 【岡田華子衆院議員】 「私もこんなに走ると思わなかったです」 【岡田華子衆院議員】 「遠い…。国会議事堂広い」 【2人】 「アッハッハッハ」 5期目の当選を果たした、自民党・津島淳さんの姿も。岡田さんとは初対面だそう。 【津島淳衆院議員】 「政党、会派、立場は異なりますけど、青森を思う気持ちというところでは一緒だと思うので、敵ではありますけど、エールを送らせていただきます」 また、比例代表東北ブロックで初当選を果たした、れいわ新選組の佐原若子さんも初登院しました。 【佐原若子衆院議員】 「私の課題は東北再生ですから、本当にこれからが勝負だと思っています」 国会議事堂に入るのは、中学校の修学旅行ぶりとのこと。国会議員1年生の岡田さん。政治未経験のため、政治家としても1年生です。 【岡田華子衆院議員】 「良くも悪くも私は国会内の常識がない状態なので、良いところは取り入れていきたいなと」 「国民が一番不安に思っているのは、先が見えない、少子高齢化ですね、人口減少しますね、この先の社会保障どうなりますかとか、インフラどうしていきますかというところの、先が見えないという所が不安に思っていると思うんですね。なので私はそこに対して見通しをつけられるような政治をしていきたいと思っています」 衆議院本会議の首相指名選挙では、決選投票の末、石破総理大臣が、第103代の総理大臣に指名され、11日夜、第2次石破内閣がスタートします。