「初戦の1分と90分に気を失いそうになったけど…」元イタリア代表キエッリーニ、スペイン撃破に期待!
元イタリア代表DFのジョルジョ・キエッリーニ氏がイタリアメディア『スカイスポーツ』の番組内で、ルチアーノ・スパレッティ率いるアッズーリやベルギー代表FWロメル・ルカクなどについて語った。 波乱のグループも!EURO2024(ユーロ2024)試合日程・結果・順位表 EURO(ユーロ)2020では、イタリア代表の主将として優勝トロフィーを掲げたキエッリーニ氏。EURO2024のアルバニアとの初戦で2-1と勝利して白星スタートを切り、20日のスペイン戦へ臨むアッズーリに見解を示した。 「初戦で3ポイントを獲得することが重要だった。(失点した)開始直後はショックだったし、1分と90分に気を失いそうになったよ。だが、それ以外の88分間は良かったし、今後へ自信が持てるものだった」 「イタリアとスペインの間に、これほどの大きな差はないように思う。最終的に1ポイントを獲得すれば十分で、簡単ではないが、不可能でもないはずだ。スペインは過去と比較して姿勢がやや異なるが、強いチームだ」 「アルバニア戦のように消極的にならず、より多くのスペースが生まれるはずだ。試合の主導権を握れるかもしれないが、守備をする準備もしておかなければならない。アッズーリにおいて、最も頼りになるのがスパレッティだ。初戦のいくつかの選択からうかがえた」 「私はキエーザが右サイドで起用されると思わなかったし、(リッカルド)カラフィオーリの抜てきや(アレッサンドロ)バストーニのポジションも予想していなかったが、彼が正しかった。イタリアのグループ突破へ良い感触がするよ。とはいえ、何が起きるのか予測はできないけどね」 また元イタリア代表主将は、初戦でスロバキアにまさかの敗北を喫したベルギー代表のルカクを擁護した。 「彼は1人で数多くのチャンスを作り出せる選手だ。スロバキア戦でもネットを揺らしたが、取り消されてしまった。私がベルギーにいたら、ルカクを問題として見るのではなく、解決策として見る。問題は他にある。一定のレベルにおいて容認できないゴールを献上し、試合を上り坂にしてしまったことなどね」