【フォーミュラE結果】0.021秒差!!ニッサンがポールポジション獲得!東京E-Prixの予選“デュエル”をローランドが制す
FIAフォーミュラE世界選手権は3月29日から30日にかけて、東京ビッグサイトを中心に今シーズン第5戦東京E-Prixを開催している。30日の午前には予選が行われ、ニッサン・フォーミュラEチームのオリバー・ローランドがポールポジションを獲得した。 30日朝に行われたフリープラクティス2(FP2)では、ホームストレートが濡れている状況だったが、予選ではコンディションが改善。このイベントでは初めて完全ドライという状況でセッションが開始された。 フォーミュラEの予選は大まかに2種類に区分される。22名のドライバーをグループAとグループBに振り分け、各組でタイムアタックを行う“グループステージ”と、グループステージで上位4位までに入った合計8名が、1対1でタイムアタック勝負を行うトーナメント方式の“デュエルステージ”だ。 10時20分に始まったグループステージでは、グループAからはローランドのほか、マヒンドラ・レーシングのエドアルド・モルタラ、アンドレッティ・フォーミュラEのジェイク・デニス、ジャガーTCSレーシングのミッチ・エバンスがデュエルに進出。グループBからはマセラティMSGレーシングのマキシミリアン・グンター、ERTフォーミュラEチームのセルジオ・セッテ・カマラ、アプト・クプラ・フォーミュラEチームのニコ・ミュラー、タグ・ホイヤー・ポルシェ・フォーミュラEチームのパスカル・ウェーレインがデュエルへ進んだ。 デュエルステージは11時5分に開始。 準々決勝でローランドはエバンスと対戦。コンマ3秒弱の差をつけて勝ち上がると、準決勝ではモルタラを0.226秒差で撃破し、決勝へと駒を進める。 決勝の相手はグンター。ローランドはグンターに対し、セクター1で先行するも、続くセクター2ではわずかにロス。勝負のセクター3でも、コンマ1秒ほどグンターに遅れたが、ラップタイムはグンターを0.021秒上回った。初の“ホームレース”を戦うニッサンにポールポジションをもたらした。 FIAフォーミュラE世界選手権 シーズン10 第5戦東京E-Prix 予選結果
MotorFan編集部