西岡徳馬、ハリウッドの撮影の仕方に驚き「車が300台くらい…土砂降りも雨のキャンセルなし」
俳優の西岡徳馬(77)が7日、TBSラジオ「生島ヒロシのおはよう定食/一直線」(月~金曜午前5時)のコーナー「明治チョコレート効果presentsヒロシと朝から健康ライフ」にゲスト出演した。 俳優の真田広之(63)が主演・プロデュース、ハリウッドの制作陣が戦国時代の日本を描いたディズニープラスのドラマシリーズ「SHOGUN将軍」に出演。真田演じる主人公・吉井虎永に長年仕える忠実な腹心・戸田広松を熱演している。 パーソナリティー生島ヒロシ(73)が「なんてったって芸能生活54年。今回、戦国スペクタクルドラマ『SHOGUN将軍』。これはもう話題ですね」と質問。西岡は「今はもう、日本よりもアメリカの方がすごい。日本人の俳優はほとんど日本語でやりましたけども、撮ってる最中は英語がこう飛び交ってやってるから。撮り方もちょっと、日本とは随分、違うんですよね」と答えた。 生島が「どこが一番違いました」と聞くと、西岡はハリウッドの撮影の仕方を詳細に説明し始めた。 「あのね。まずね。最初にビックリしたのは、朝の3時にピックアップって言うんですよ。もう、真っ暗ですよ、3時だから。で、雨が土砂降りで、そこにね、ライティングがダーってしてあったんだけどね。車がね、300台くらいあったかな。これがアメリカの撮影か。でも、今日は雨だから中止だなと思って、ずーっと傘さして待っていたら、スタッフが来て『このトレーラーに乗ってくれ』って言ったけど『今日はキャンセルでしょ』って言ったの。そうしたら、スタッフが『なんでキャンセルなんだ』って言うから、『いや、だって雨が降ってるから。雨待ちするのかな』とかなんとか言ったら『いや、キャンセルない』って。雨のキャンセルなし」。 アメリカの撮影の仕方にカルチャーショックを受けた西岡は「大勢いるシーンでも最初からここ座って、ここ座って、パッて始まったら『ローリング』って言うんですよ。『もう回すのって、1回もやってないよ、テストも』って言ったら、『いや、テストでやるともっといいものができないかも知れないから、一発でやったらいいものが撮れるかも知れないから、とりあえず回す』って言うんですよ。で、どーっと本番が始まっちゃって。だから台本持って現場に行くなんてことはなくて。全部、そのシーンを覚えておかないと最後まで行っちゃうんですよ」とアメリカ流の厳しさについて振り返った。 14日も出演する。