他球団が欲しがっている!? パリーグのトレード注目野手(6)オリックスの候補に挙がるのは…?
レギュラーシーズンの前半戦を終えようとしている2024年シーズンのプロ野球。そんな中、主力選手の故障離脱など各球団で多くのアクシデントが発生しており、今季もトレード可能期間である7月31日まで活発な動きが予想される。ここでは、他球団から注目される可能性を秘めたパシフィック・リーグの野手を紹介したい。
佐野皓大
投打:右投右打 身長/体重:182cm/73kg 生年月日:1996年9月2日 経歴:大分高 ドラフト:2014年ドラフト3位 誰もが認める俊足の持ち主、佐野皓大も一軍定着に至らないシーズンが続いている。 大分高では「エース兼4番」として活躍。3年夏には同校を初の甲子園出場に導く立役者となり、2014年ドラフト3位でオリックス・バファローズに投手として入団した。 しかし、入団から3年が経過した中でもファームで打ち込まれた結果、2017年10月に内野手転向を決断し、同月に育成契約を締結。それでも、2018年7月31日には外野手として支配下復帰し、同年10月には自身初の一軍出場も果たした。 翌2019年は一軍で68試合に出場し、12個の盗塁を成功させた佐野。同年7月6日のソフトバンク戦では、プロ初アーチとなる3ランホームランを放った。また、2020年は77試合に出場し、打率こそ.214に終わったものの、20盗塁を記録。 一方、課題の打撃は上向かない日々が続いた。昨季はファームで30試合に出場して打率.304をマークしたが、一軍では47試合の出場で打率.167。わずか6安打しか放てなかった。 今季は6月7日に一軍昇格し、代走を中心に出場。しかし、同月15日のヤクルト戦で二盗を試みた際に、右足首を痛めて痛恨の離脱となった。 それでも塁上では存在感を示すだけに、場合によっては他球団への移籍も考えられる。
ベースボールチャンネル編集部