横浜市は、ことし7月から8月にかけての平均気温が過去最高を観測したと発表しました。猛暑日も過去最多を更新しています。 横浜市環境科学研究所によりますと、ことし7月から8月まで市内36地点で観測した平均気温が29．2度となり、2004年の観測開始以来、過去最高を記録したということです。 平均気温が最も高かったのは、鶴見区生麦と磯子区西町の29．8度で、最低は緑区新治町の28．4度でした。 また、35度以上の猛暑日についても全ての地点で過去最多を記録し、最も多かったのは、鶴見区生麦と都筑区長坂の33日で、都筑区長坂は、最長となる14日連続を観測しました。 市環境科学研究所は、「北東部を中心に気温が高くなっている傾向があるので、これらのデータをもとに暑さ対策に役立ててほしい」としています。