上白石萌音「既成事実作って」 独特な役作り告白「36色の色鉛筆買って」 映画撮影での思わぬ奇跡明かす
女優の上白石萌音(26)が1日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00)に出演。独特な役作りの方法を明かした。 【写真あり】舞台公演終えロンドンでのレアな来客ショットに「斉藤さんが居る」の声 この日はプライベートで親交がある俳優の風間俊介、作曲家の吉俣良氏とともに出演。風間とはテレビ東京「記憶捜査~新宿東署事件ファイル~」シリーズでの共演をきっかけに親しくなったという。 大河ドラマ「篤姫」をはじめ、多くの作品で音楽を担当する吉俣氏。「アリバイ作りを必ずしていて、曲を作るのに“俺はこれをやったんだから曲をかける”っていうのを必ずしていて、『篤姫』の時は1カ月弱、鹿児島のスイートルームに住んで、目の前が桜島のホテルに住んで、何もしないでいて、絶対に東京に帰ったら曲が書けるっていうのを何のあれにもなんないんだけど…“俺はこれだけしたから絶対書ける”って何かがないと不安なの」と話した。 これに、上白石が「すっごく分かります」と共感。「私も演じる役のお墓があれば絶対行くし、その人の行きそうな場所を探して絶対にどっかに行くんです。行ったっていう既成事実を作って、くじけそうになったら、“いや、行ったでしょ、大丈夫だよ”って(言い聞かせる)」とした。 風間はそんな上白石に「萌音ちゃんが作品に入るときに、そのキャラクターが使いそうなペン、文房具を選んで、チェックを入れるところからその作品の向き合いが始まるって言ってたよね」とたずねると、「最近はちょっと変わって」と上白石。「36色の色鉛筆を買って、そのキャラが好きそうな色で印をつけてます」と明かした。 さらに「一回、映画にクランクインする前に水筒を買おうと思って、“この子(役柄)が使いそうな水筒買おう”と思って、買ったんですよ。現場に入ったら、小道具で同じ水筒が用意されてて」と興奮気味に告白。風間も思わず「しびれるね」と応じ、上白石は「同じメーカーの同じ色の。完全に一致した時に“合ってた!”って思ったんです。役について考える時って基本、最初は1人なんですけど、現場に持っていった時に“同じ解釈の人がいた!”っていう。衣装合わせでも“これですよね!”って合致があると、安心して臨める」とした。