待ちわびたこの感覚 大鰐温泉スキー場が営業開始
青森県大鰐町の大鰐温泉スキー場は21日、今季の営業を開始した。待ちわびた多くのスキーヤーらが町内外から訪れ、1年ぶりのゲレンデで滑り心地を確認していた。 同スキー場では例年、12月中旬を営業開始日として来たが、雪不足により予定通りに運営できないことがほとんどだった。このため、今年はいつもより営業開始日を1週間遅く設定し、7年ぶりに予定通りのオープンとなった。 初日の積雪は35センチで、全9コースのうちファミリーゲレンデや大谷バーンなど5コースを開放。しんしんと雪が降る中、親子連れを中心に、スキーやスノーボードを楽しんでいた。 平川市の一戸叶未さん(13)は「雪が重くて滑りづらかったけど、1年ぶりのスキーは楽しい。また来て、上手に滑れるようになりたい」と話した。