ひまわりグループ20周年記念展 9日まで市民館 東南アジアでの教育支援活動紹介【山陽小野田】
ボランティアの会ひまわりグループ(吉永順夫会長)の結成20周年記念展が、山陽小野田市民館で開かれ、東南アジア5カ国の子どもたちへの教育支援活動の様子を写真や動画で紹介している。9日まで。入場無料。 同グループは2002年度から支援に向けた活動を開始。古紙、段ボール、ペットボトルのふたなどを回収して下関市の産廃業者に有償で引き取ってもらうことで、タイ、ラオス、カンボジア、ベトナム、ミャンマーの子どもたちの学費を支援し、物資を贈っている。 展示では、支援によって中学校を卒業した95人と在学中の16人を、家族構成や通学距離と併せて紹介。学校に通えない理由の一つに通学距離が長く、交通手段が無いというものがあり、自転車をプレゼントした子どもから届いたお礼のはがきも貼り出した。 吉永会長は「東南アジアでは、教育格差が将来に大きく影響しているという。展示を通して支援者が増え、学校に通って豊かな生活を送れる子どもが増えれば」と語った。 展示の時間は、午前10時~午後7時(最終日は5時)。 資源物回収に協力する人は事務局(電話090-4102-2095)へ。