40代、おしゃれの仕上げはヘアスタイル!服に合わせたヘアアレンジ術
使い方はいたって簡単。 意識するのは3種類のみ
まずはBeforeの私から見ていきましょう。スタイリング剤あるなしの落差を目にすると、もうスタイリング剤なしでは近所を歩くのも嫌になるほどです。
【Beforeその2】ストレートアイロンを当てた髪
素髪の状態からストレートアイロンを軽く当てます。きっちりとはやらずわりと適当です。でも全体にあったうねりが取れて、かなり違って見えます。ただ、このままでは毛先にニュアンスというものはまったくありません。
【After その1】全体にふんわりとしたニュアンスをつける
最近はストレートのショートボブに飽きて、少し毛先にニュアンスを出しつつ、ちょこんと小さく結ぶのにはまっています。このアレンジをする時に一番重宝しているのが「ニゼル ドレシア ジェリーM」というミルボンのスタイリング剤。 こちらがミルボンの「ニゼル ドレシア ジェリーM」。私は美容院で購入しましたが、ネットでも売られています。 こちらのスタイリング剤を髪の毛全体にもみ込み、くしなどを通さず手ぐしでざっとまとめて小さくシリコンゴムで結びます。ワンプッシュでは足りない時は2回に分けてもみ込みます。髪が短いのでゴムの中に入っていない毛も多いのですが、毛先にニュアンスが出るので、ピンピンした感じもなく、ほどよいおくれ毛になります。
多くの毛はゴムの結び目の中に入っていません。でも毛先にぬれたニュアンスがあるので、なんとなくまとまって見えます。襟があるシャツやタートルネックなど首元にボリュームがある服の時に、このアレンジが合います。
前髪やもみあげ部分も束感が出るよう、手に残ったクリームをつけます。 このスタイリング剤でアレンジをすると、硬くしっかりとハリのある私の髪でも、柔らかなニュアンスが出ていい感じにまとまりやすくなります。時間がたってもボリュームのある状態をキープできるのも優秀。ぬれたような質感がありながら、ペタンコにならないのもうれしいポイントです。
●坪田あさみ エディター・ライター 大学卒業後、出版社勤務を経て独立、女性誌や広告、カタログを中心にフリーランスのエディター・ライターとして活躍。最近はアパレルブランドとの協業や講演なども精力的に取り組む。SNSではファッションはもちろんライフスタイル情報も発信。近著に大人のおしゃれメソッドをまとめた『大人のおしゃれはこなれがすべて~40歳からのFashion&Beauty Method~』(PARCO出版)がある。