「やっとこ(金属製工具)」で同僚の男性を殴りけがを負わせた疑い 男を逮捕「身の危険を感じたのでやりかえしただけ」と主張
同じ勤務先の男性を金属製の工具で殴り、けがを負わせたとして3日、男が隠岐の島警察署に逮捕されました。 傷害の容疑で逮捕されたのは、島根県隠岐の島町に住む会社員の男(57)です。 警察によりますと男は、3月22日深夜0時26分ごろから0時50分ごろまでの間、同じ会社に勤めるパート従業員の男性(45)に対し、勤務先で、顔面や頭部を金属製の工具で数回殴るなどの暴行を加え、頭部や顔面、ひざなどに全治3週間のけがを負わせた疑いが持たれています。 関係者から110番通報があり警察が駆け付けると、頭部から出血してる被害者の男性を発見、その後の捜査の結果、男の容疑が固まったとして、4月3日に逮捕しました。 逮捕された男は、被害者から暴行を受け、身の危険を感じたため、その場にあった「やっとこ(金属を挟む工具)」で男性を殴ったと話し、「やり返しただけ」と容疑を否認しています。 当時、男は飲酒はしておらず、被害者の男性は飲酒をしていました。また、2人は、同じ会社に勤めていましたが、これまでに大きなトラブルはなかったということです。 事件の経緯や動機などについて、隠岐の島警察署が調べています。
山陰放送