米倉涼子「引退も考えた」難病を語る…「私、辛いところに立ち向かっていくことは苦ではないんです」
女優の米倉涼子(48)が14日、NHKの情報番組「あさイチ」(月~金、午前8時15分)に出演。2019年に罹患(りかん)していることを公表した難病「脳脊髄液減少症」の闘病について語った。 【写真】米倉涼子「エネルギーに大興奮」ドジャース観戦ショット 番組では「脳脊髄液減少症」は歩行困難やけん怠感を引き起こす病と紹介。そのため22年には4度目の主演を果たすはずだったブロードウェーミュージカル「シカゴ」を降板せざるを得なかったことも明らかにされた。 キャスターを務める同局の鈴木奈穂子アナウンサーに体調を尋ねられた米倉は「去年、とてもすばらしい先生(医師)に出会うことが出来て、8月に手術みたいなものを受けまして、今年5月くらいから急に元気になってきました」と笑顔を見せた。 それまでは「まっすぐ歩けなかったり、あとだるさ、立ち上がれないとか…。自分がどこにいるか分からなくなる。頭痛とか座っていることすらできなくなっちゃう」そう。さらに「ポンと人に触られるだけで全身に痛みとしびれが走る状態」もあったと苦しんだ症状を説明。さらに「完治しましたというのはいつになるか分からない」と明かした。 その間もドラマ出演などを果たしていたが「メンタルやフィジカルな面で応えられないから…。あとはケアしてもらいながら撮影を進めていくということに本当に申し訳なかった」と心境を吐露。そして「引退もこの2年は考えていた」と告白した。 症状改善へ助けとなった医師と出会ったことで「(この病気を)いつか克服して、がんばれるということをお伝えできるようになりたい」と話した。そして「私、辛いところに立ち向かっていくことは苦ではないんです」と言い切っていた。
報知新聞社