「日本の夏はサッカーしちゃいけない」マリノスGKの発言に大きな反響…選手が言うことに意味があると本人も確信
「みんなの体調が安全で、よりスポーツを楽しめたらいいな」
[国際親善試合]横浜 2-0 ニューカッスル/8月3日/国立競技場 横浜F・マリノスは、プレシーズンツアーで来日中のニューカッスルと聖地国立で対戦。34分にエウベル、51分に天野純がゴールを奪ったほか、GK飯倉大樹の再三の好守もあり、2-0で快勝した。 【厳選ショット】マリノスがプレミア強豪を撃破!国立には多くのニューカッスルサポーターも|Jリーグインターナショナルシリーズ2024 横浜FM 2-0 ニューカッスル 試合後、MVP級の活躍を見せた飯倉が取材に応じた。 飯倉と言えば、Jリーグ中断前のFC町田ゼルビア戦後、「まず暑かったな。こんななかでサッカーやっちゃダメだよ。質落ちるだろ、どう見ても。日本の夏はサッカーしちゃいけない。夜やってんのにこんなきついんだから、子どもたちとかやばいよな」と熱く訴えていた。 この発言はかなり反響があったと伝えると、38歳の守護神は感謝を示すと同時に、改めて次のようなメッセージを発信してくれた。 「取り上げてくれてありがとうございます。僕だけじゃなくて、スポーツをやる人たち、子どもたちも含めて、やっぱり暑すぎるとどうしても危険な部分はあるから、そういうのを記事にしてもらってありがたいです。 『気を付けること』って、みんな言うけど...現にプレーしている選手たちが言うのもまたね、本当に再度、警鐘を鳴らせるんじゃないかと思って言った次第です。みんなの体調が安全で、よりスポーツを楽しめたらいいなと思って言いました」 実際に危険に晒されている選手自ら声に出していくことに、間違いなく大きな意味がある。 取材・文●有園僚真(サッカーダイジェストWeb編集部)