熊本空港から牛肉輸出が可能に「黒樺牛」台湾へ初出荷
熊本朝日放送
熊本空港から、和牛など畜産物が輸出できるようになりました。 17日、熊本空港の貨物上屋に到着した1台のトラック。トラックから降ろされたのは、台湾へ向けて輸出される熊本県産の黒毛和牛ブランド「黒樺牛」です。 通常、牛肉などの畜産物の輸出には動物検疫所での検査が必要ですが、熊本空港には、これまでこの動物検疫所がありませんでした。 空港を運営する熊本国際空港は、台湾をはじめとする海外への県産品の物流拡大を見据え熊本空港内に動物検疫所を整備しました。 台湾へと輸出される「黒樺牛」は動物検疫所の職員により、梱包に問題はないか、異物が混入していないかなど入念に検査され、無事検査を終えた約100キロの肉が関係者やくまモンが見守る中、コンテナに積み込まれました。 杉本本店 杉本光士郎社長 「今までよりもスピーディーに、コストをかけずに、台湾のみなさまにも和牛を届けられるということで、大変うれしく思っております。今後も熊本空港を利用して、黒樺牛、熊本の黒毛和牛を台湾の方にお届けできたらと思います」