ハリバートンがセルティックス戦で負傷[写真]=Getty Images

　1月10日（現地時間9日、日付は以下同）。インディアナ・ペイサーズは、タイリース・ハリバートンが左ハムストリングを痛めていることを発表した。 　ペイサーズが誇るオールスターガードは、9日に行われたボストン・セルティックス戦の前半にペイントエリア内で不自然に滑ってしまい、同箇所を負傷してコートを後にしていた。ふとももの裏側を抑えており、長期離脱になる恐れがあることも囁かれていた。 　だが『ESPN』によると、MRI検査の結果、ハリバートンが負ったハムストリングの張りはグレード1と診断されており、約2週間後に再評価する見込みで、深刻なケガを回避できたという。 　今シーズンのハリバートンは、ここまで33試合に出場して平均33.4分23.6得点4.2リバウンド1.1スティールにリーグトップの12.5アシストを残しているほか、フィールドゴール成功率49.7パーセント、3ポイントシュート成功率40.3パーセント（平均3.4本成功）、フリースロー成功率86.8パーセントと高確率なショットも光っていた。 　セルティックス戦では2年目のベネディクト・マサリンがチーム最多の26得点に4リバウンド3アシスト2スティールをマークするなど計7選手が2ケタ得点を残して勝利し、10日終了時点でイースタン・カンファレンス6位の21勝15敗という好位置にいる。 　ただ、今シーズンのペイサーズは、得点とアシストでチーム最多を誇るハリバートン不在となった3試合で1勝2敗と負け越し。しかも昨シーズンはこの男が欠場した26試合で7勝19敗と苦しんでいただけに、チーム全体でどこまでカバーできるか注目していきたいところだ。