山頂周辺にランタンが並べられ、幻想的な雰囲気を楽しむ家族連れ=イオックス・アローザスキー場

　富山県南砺市才川七（福光）のイオックス・アローザスキー場は13日、ナイトゴンドラの運行を始めた。標高750メートルの山頂部にランタン約100個やキャンドルが並べられ、来場者が幻想的な雰囲気を楽しんだ。 　夏の夕暮れ時をスキー場で涼しく楽しんでもらおうと企画。ゴンドラは上りが午後6時～同8時半に運行（下り最終は同9時半）。午後7時半をすぎると山頂周辺が暗闇に包まれ、家族連れやカップルが、南砺や砺波平野の夜景とランタンの"共演"を満喫した。 　ナイトゴンドラは8月24日まで土曜を中心に運行し、お盆期間は同10～14日に実施する。不定期で星空観察会も行う。広報担当の川口由貴さんは「夏の夜に、非日常を楽しんでほしい」と話した。 　乗車料金は大人1500円、小中学生千円、未就学児無料。問い合わせは同スキー場、電話0763（55）1326。