「課長<部長」は当たり前!?部下の結婚式で「ご祝儀5万円を渡す」という課長。部長の自分はそれ以上にするべきでしょうか…?
結婚式に招待された際には、ご祝儀を用意する必要があるでしょう。ご祝儀は金額が決まっていないため、新郎新婦との関係性を考えたうえで、相場を調べておいた方がいいかもしれません。 特に、会社の上司・部下という関係だと、ご祝儀の金額も慎重に決めることが望ましいと考えられるでしょう。 本記事では、役職におけるご祝儀の相場について「自分より役職が下の人よりも多く用意すべきか」ということを詳しくご紹介します。 ▼友人からのご祝儀が「2万円」だった! これってマナー違反?
結婚式の「ご祝儀」とは?
結婚式のご祝儀は、結婚をお祝いする気持ちと、飲食代や引き出物代など結婚式に参加する際にかかる費用を合わせて用意するものといわれています。 そのため、結婚式に参加するかしないか、どのような形式の結婚式かによっても相場は違ってくるでしょう。 例えば、会費制の結婚式であれば一般的にご祝儀は不要で、決められた金額の会費を受付で支払います。また、結婚式に欠席する場合は飲食代と引き出物代を差し引いた金額をご祝儀とする場合が多いようです。 結婚式が会費制ではない場合のご祝儀の相場については、新郎新婦との間柄によっても変わってきます。 一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会の「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)」によると、ご祝儀の最多回答額は「友人」「兄弟/姉妹」「従兄弟・従姉妹」「取引先」が3万円でした。そのほか「叔父/叔母」が5万円、「上記以外の親戚」が10万円ということです。
部下へのご祝儀の相場はいくら?
同調査によると、会社の上司からのご祝儀の平均額は3万7505円、最多回答額は3万円ということです。 割合別に見ると「3万円」が64.4%、「5万円以上」が25.8%、「2万円」が3.7%となっています。年代別の平均額を表1にまとめたので、参考にするといいでしょう。
出典:一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査(令和5年度)を基に筆者作成 30代~50代は3万円が最多回答のようですが、60代の最多回答は「3万円/5万円」、70代は「2万円/3万円/10万円」という結果になりました。