18日は大雨に見舞われた静岡県 冠水被害の沼津市では19日は片づけに…
18日静岡県内で降り続いた大雨。 冠水被害のあった沼津市では朝から住民が片付けに追われました。 住宅の間を勢いよく下る濁流。 18日、沼津市など県東部エリアでは半日で200ミリを超える大雨を観測し、6月1カ月分を上回る量の雨が降りました。 沼津市内の海沿いにある県道では…。 「え、え、え、え・・・」「うわー!」 目の前に土砂が崩れ落ちてきました。 撮影者 「いやいやいやいや・・ちょっと・・・」 まさに、間一髪の出来事。 崖の上で倒木があったため、消防が車の通行を止めた矢先の出来事でした。
仙島英明記者 沼津市大平 「車が転落」 車が川に転落していたのは、沼津市の大平地区。 地元住民によると、狩野川へ流れる用水路などから水があふれたといい、周辺では住宅の床上浸水などの被害も起きました。 近くの福祉施設職員 「この周りのフェンスも掃除してきれいにしてくれたが、若干木くずが付いてますけど、あの辺りまでは確実に水位があった」 沼津市下香貫のこちらの薬局でも浸水被害がありました。 はなまる薬局 毛塚友浩さん 「5センチ弱ぐらいは水が浸かった感じですね」 分包などの調剤に使う高価な機械が水に浸かったといいます。 はなまる薬局 毛塚友浩さん 「あと5センチとか上がっていたら後ろにモーターがあるので、そのモーターが水没すると機械が動かなくなるので、結構危ない状況だった」 19日は朝から片付けに追われた住民。 排水溝の中には、葉や泥がぎっしりと詰まっていました。 住民 沼津市 大平 午後3時ごろ 「こんなになるとは思ってなかった。みるみる (水が)上がってきてしまった。ここに来て2~3年だが、ここまで来たのは初めて」 沼津市は大雨の被害に伴う相談窓口を開設し、災害ゴミや罹災証明発行の為の調査申請受付を開始しています。