まるで“ダンシング”?背こすりするヒグマ撮影 苫小牧市の山中で 臭いつけるマーキングの習性か…一方クマが侵入し荒らしたか 名寄市の食肉加工場で牛の皮が狙われる 現場付近には足跡やフンも 北海道
UHB 北海道文化放送
警察はクマが侵入したとみて警戒しています。北海道名寄市の食肉処理場で5月31日朝、外に置かれていた牛の皮が荒らされているのが見つかりました。 午前6時30分ごろ、名寄市日進の食肉処理場で従業員が外に置いていた1枚30キロから40キロほどある牛の皮が荒らされているのを見つけました。
牛の皮はブルーシートで覆われていましたが、40枚のうち4枚が散らばっていました。 現場近くではクマのものとみられる足跡やフンが見つかったことから、クマが夜間に侵入して荒らしたとみられています。 「この場所で何十年も操業していますが、クマによる被害は一度もありませんでした」(食肉処理場の工場長)
28日にも現場から1キロほど離れた場所でクマとみられる足跡が見つかっていて、警察は同一個体とみています。
名寄市では4月19日、住宅街に出没したクマが駆除され、4月25日には観光客がクマに襲われ撃退していました。 相次ぐクマの出没に警察と名寄市が警戒を強めています。
一方、まるでダンスを楽しむかのように踊るクマ。 木にたわむれているようにもみえます。 これは苫小牧市高丘の北大の研究林で5月30日、撮影されました。 背こすりなどと呼ばれる行動で、クマには自分の臭いを付けるマーキングの習性があるといわれています。
UHB 北海道文化放送
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