自民党「最年少国会議員」の友人・古市憲寿が衆院選の「お手伝い」…現場で起こしていた「もめごと」
「最年少国会議員」の応援団
小選挙区では敗北したものの比例で復活当選を果たし、「最年少国会議員」となった自民党の大空幸星氏(25歳)。安倍昭恵夫人や小泉進次郎氏が彼の選挙区である江東区に駆け付けるなど、「大物応援団」たちが当選を後押しした。 【マンガ】「憧れのタワマン生活」が一転…!残酷すぎる「格差の現実」 そんな大空氏が足を向けては寝られない応援団の一人が、テレビでもお馴染みの社会学者・古市憲寿氏だろう。 「『めざまし8』などで共演した縁があるということで、古市さんは大空さんの選挙の手伝いにしょっちゅう事務所に来ていましたよ。ビラを封筒に入れる作業をしたり、演説会の模様を撮影したり。『良き友人』という感じでボランティア活動をされていました」(大空氏の支援者)
古市氏が起こした「揉めごと」
しかし、友人を当選させたいという思いが強すぎたのか、古市氏はこの選挙区でちょっとした「揉めごと」を起こしていたという。自民党の地元区議が明かす。 「選挙戦終盤の24日の夜、選対幹部らが大空事務所で今後の選挙戦略を練るための会議を開いたんですが、なぜか古市さんや彼の仲間たちもその場にいたんです。 『これから会議をやるので退いてもらえますか』と幹部らが言っても、『合理的な理由はあるんですか?』と言って彼らはそのまま居座った。そのうちの一人の女性は『もっと豊洲のほうを回るべき!』などと言って、我々が立てた選挙戦略にケチをつけてきた。さらに非公開の会議だというのに別の女性が録画を始めて、区議が激怒する一幕もありました」 選挙の素人に口を挟まれたのなら、区議らが怒るのも当然だろう。古市氏に事実関係を尋ねると「こちらは部外者なので選対会議に出席したという事実はない」としたうえで「(大空氏の事務所で)特に険悪な雰囲気ではなかったと認識しています」と答えた。 大空氏は当選したが、地元区議らの胸の内は秋空のように晴れやかとはいかないようだ。 「週刊現代」2024年11月9日号より ……・・ 【さらに読む】「票を取れないのはお前のせいだ!」衆院選で世耕氏に惨敗、二階俊博氏の三男と長男の間で勃発した「兄弟ゲンカ」に支援者が大呆れ
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