「KADOKAWA DREAMSって最強だな」プロダンスリーグで2連覇!〈Dリーグ23-24〉
日本発のプロダンスリーグ「D.LEAGUE」の23-24シーズンの最終決戦となるCHAMPIONSHIP(CS)が6月9日、江東区の東京ガーデンシアターで開催され、昨シーズンのチャンピオンであるKADOKAWA DREAMS(以下、KD)が王者に輝いた。2シーズン連続で王者となるのはKDが初。また、同チームの颯希がMVD(Most Valuable Dancer)を獲得し、喜びを爆発させた。 KADOKAWA DREAMS「技ありきで、自分たちが一番やりたいこと」 ファイナルはCyberAgent Legit(以下、Legit)との対戦で、レギュラーシーズンを制してトップでCSに進んだLegit、2位で通過したKDと順当、そして昨年と同じ顔合わせになった。互いに持てるものを詰め込んだショーケースでぶつかり合い、6-5の僅差で王座を掴んだ。 大会終了後の取材で、MINAMIは「接戦すぎて、正直負けたんじゃないかって思った。2 連覇は本当にハードルが高いと思っていたので、みんなと実現できて、KADOKAWA DREAMS最強だなって思いました」と、清々しい笑顔。 ファイナルで披露した作品については、「ヒップホップで勝ちたいという気持ちもあるんですけど、Dリーグを世界に届けるためにも技も必要で、TSYが命がけで 2回宙という技を成功させてくれた。そういった技ありきで、自分たちが一番やりたいことをやらせてもらえるということに感謝しながら、メンバー全員のヒップホップが大好きな気持ちを乗せて、勝ったるぞ!って感じで……とにかく詰め込みました!」と説明した。 2回宙を成功させたTSYだが、前回のROUND.14ではヒヤリとさせる場面もあった。 「本当のお話を言っちゃうと、ROUND.14でこの技をやろうとしたんですが、なかなか成功しなくて、前日に2回捻りに変えて。CSでは、2回宙を成功させると決めていました……死ぬ気でやりました」と、笑顔だった。 ディレクターとしてチームを率いてきた、KEITA TANAKAは、「今年のチームはじゃじゃ馬で、統率していくのに非常に苦労しました。人数が多いと大変な部分もあるんですけれども、その中でも1 回つないだ手は離さず最後まで走りきろうってみんなで話してやってきた」とし、「前半戦は勝ち星も多かったんですが、受け入れるのが難しいいろんな出来事もありました。後半戦はチャレンジを続けたんですが結果が出ず難しかったです。特にROUND.12は、自分たちとしては挑戦して芸術的な作品を作ったのですが評価されなかった。負けるとやっぱりダメージ食らうんです。ROUND.10が…チーム的には一番危機的状況で……詳しくはホームページで」と、笑っていた。 優勝賞金は3000万円。何に使う?と聞かれると、キャプテンのKISAは「KADOKAWA DREAMSのバス?車? どこでも行ける車! 自家用ジェット」と、チームメイトと一緒に妄想を膨らませていた。 KDは、6月15日にワンマンライブ「THE GREATEST SHOW」をチームのホームタウンである川崎・とどろきアリーナで開催する。
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