約20mの斜面を滑落 ベトナム籍の外国人技能実習生(27)が死亡する労災事故 水力発電所の改修工事現場のトンネル内で乗り物のワイヤー切れる
宮崎県綾町の水力発電所改修工事現場のトンネルの中で、トロッコのような乗り物のワイヤーが切れ、乗っていた作業員の男性が死亡する事故がありました。 【写真を見る】約20mの斜面を滑落 ベトナム籍の外国人技能実習生(27)が死亡する労災事故 水力発電所の改修工事現場のトンネル内で乗り物のワイヤー切れる 警察や消防によりますと、3日午後3時ごろ、綾町入野にある「綾第二発電所」の改修工事現場で、トンネル内を移動していたトロッコのような乗り物のワイヤーが切れ、乗っていた作業員が斜面をおよそ20メートル滑落しました。 この事故で、滑落したベトナム籍の外国人技能実習生、チャン ヴァン トゥさん(27歳)が全身を強く打ち、宮崎市内の病院に運ばれましたが、およそ2時間半後に死亡が確認されました。 また、斜面の下にいた30代のベトナム人技能実習生が事故に巻き込まれ、足にケガをしました。 警察によりますと、事故当時、現場付近で複数人が作業に当たっていたということで、警察が当時の状況や事故原因を詳しく調べています。
宮崎放送