町田康も絶賛「この音と言葉に出会ふ為に俺は生きてきた」すずめのティアーズが1stアルバム発売
すずめのティアーズの1stアルバム「Sparrow's Arrows Fly so High」が3月24日にリリースされる。 【動画】町田康が絶賛したすずめのティアーズ「Sparrow's Arrows Fly so High」ティザー すずめのティアーズはシンガーソングライターでレーベル・DOYASA! Records主催のあがさと、ブルガリア民謡の歌い手・佐藤みゆきによるデュオ。初のアルバムには先行配信曲「ザラ板節」「かわいがらんせ」などを含む全10曲が収録される。アルバムについて、町田康は「これがあつたらなんにも要らん。この音と言葉に出会ふ為に俺は生きてきた」とコメントを寄せている。 ■ すずめのティアーズ「Sparrow's Arrows Fly so High」収録曲 01. かわいがらんせ Kawaigaranse 02. ザラ板節 Zaraita Bushi 03. ひえつき節 Hietsuki Bushi 04. といちんさ Toichinsa 05. 椎葉駄賃付け節 Shiiba Dachintsuke Bushi 06. 糸繰り節 Itokuri Bushi 07. Dimka Beli Na Rekata 08. 秋田大黒舞 Akita Daikokumai 09. ポリフォニー江州音頭 Polyphony Goshu Ondo 10. Mandra Mea ■ 町田康 コメント ええ加減にせんと気色ようて死ぬ。これがあつたらなんにも要らん。この音と言葉に出会ふ為に俺は生きてきた。 ■ 輪島裕介(音楽学者 / 近代音曲史) コメント ビートルマニアのシンガーソングライターでガットギターの名手、あがさと、ブルガリア音楽と舞踊に傾倒する佐藤みゆき。バルカン風の地声ハーモニーとブラジル風ギターワークを中心とした、シンプルながらひねりの効いたアコースティック編曲で日本、バルカン、シベリアの民謡・俗謡を歌う。二声が共鳴する可憐かつ力強い美しさに戦慄せよ。 日本、ブルガリアなど、それぞれの場所の足元を、深く深く掘り進めていったら地球の中心でたまたま出会ってしまった、みたいな音。いわば梅干しの種の中の天神さま。ありがたや。