【速報】奈良県立高校で生徒ら216人分の個人情報紛失 氏名、住所、電話番号など 配送業者がミス「深くお詫び」
奈良県は21日 午後4時半に会見を開き、奨学金関連の書類を紛失したと発表しました。書類には、奈良県立高校の3年生ら、あわせて216人分の個人情報が含まれていました。 奈良県によりますと、紛失した書類に記載されていたのは、高校3年生129人・卒業生4人分の「氏名・住所・電話番号・生年月日・性別・国籍・申し込む奨学金の種類」と、保護者83人の「氏名・住所・電話番号・生年月日」です。 今月14日、高校の職員が奨学金の申し込みに関する書類を日本学生支援機構へ提出するため、配送業者に書類を渡しましたが、今月20日になって配送業者から「書類を紛失した」という連絡があったということです。配送ルートを追跡したところ、17日に東京都にある学生支援機構の最寄りの配達所まで届いたことは確認できたものの、その日に配送業者が配達する段階になって、紛失に気付いたということです。 本来、日本学生支援機構は個人情報を含む書類の送付について「信書扱い」の配送にするよう求めていましたが、高校は指定した配送方法をとらず小包として送っていました。この高校では担当者が「信書」について正確に理解していなかったことから、少なくとも過去5年間、同様の方法で提出していたということです。 学校は、配送業者に紛失した書類の捜索と回収を求めると同時に、3年生の保護者に対し、状況を知らせるメールを送ったということです。来月に改めて申し込みをするため、奨学金が受けられないなどの不利益はないとしています。奈良県教育委員会は、「ご不安をおかけしたことを深くお詫びする」と謝罪しました。 また奈良県によりますと、今回の事案で、これまでに情報の不正利用等の事実は確認されていないということです。
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