大谷翔平、来春東京での投球は見られない!?米メディアは「間に合わないことが濃厚」ドジャースGM「リハビリのプロセス、どうなるか分からない」
ドジャースのブランドン・ゴームズGMは6日(日本時間7日)、米テキサス州サンアントニオで行われているGM会議に出席。左肩関節唇の断裂で手術を受けた大谷翔平選手(30)が、来年3月17、18日(同18、19日)に東京ドームで行われるカブスとの開幕シリーズ2連戦に先発投手として間に合わない可能性を示唆した。 ◆ドジャース球団カメラマン、大谷翔平と熱いハグ【写真】 「リハビリのプロセスがどうなるか分からない。それ以上、推測は一切したくない。だが、山本、グラスノー、ゴンソリン、メイなど活躍してきた若手投手がたくさんいる。ここからの状況がどうなるか、オフの補強があるかなどを注意深く見守っていく」 さらに「大谷のリハビリに関しては1週間、2週間単位で一段階を踏むごとに回復の目安をクリアしているかを確認し、そこから考えていく。『おい、この日までにゴーサインを出せるようにしよう』とならないようにしなければならない」と語った。 同GMの言葉を受け、米ザ・スコアは「肩の手術を受けた大谷翔平は、来季開幕に先発投手として間に合わないことが濃厚」との見出しで「ドジャースは来季開幕に大谷が投手として間に合うとは見込んでいない」と報じた。 米放送局NBCスポーツは「肩の手術をした大谷翔平が開幕に投げるのをドジャースは当てにしていない」とし、大リーグ公式サイトは「肩の手術のリハビリにより、投球練習のプログラムはシャットダウンされる。スケジュールの遅れにより、先発ローテ入りして開幕を迎えるチャンスが減るかもしれない」と伝えた。 大谷はヤンキースとのワールドシリーズ第2戦で二塁に滑り込んだ際、左肩の関節唇断裂。ドジャースは当初、「亜脱臼」と公表し、故障後も優勝を決めた第5戦まで指名打者として出場し続けた。また、昨年9月には5年ぶり2度目の右肘靱帯(じんたい)損傷で手術を受け、今季は投手を全休。今季後半はブルペンで投球練習するまでリハビリが進んでいた。
中日スポーツ