「世界大会の借りは世界大会でしか返せない」侍ジャパン・戸郷翔征が思う代表戦「僕の戦いは終わらない」
◇第3回WBSCプレミア12 決勝 チャイニーズ・タイペイ 4-0 日本(24日、東京ドーム) 【画像】侍ジャパンを率いた井端弘和監督 全戦全勝で決勝に進出した日本代表・侍ジャパンでしたが、決勝戦で敗退。試合は4回まで両チーム無得点の展開も、日本が5回に2本のホームランを浴び4失点。打線の援護ならず完封負けを喫しました。 2本のホームランを被弾した先発・戸郷翔征投手は、試合直後に取材に応え、思いを語りました。 「ここで世界一をとるのが僕の使命になると思ってましたし、ファンの方も連覇を期待していたと思う。そこに応えられなかったのはすごい悔しい」と戸郷投手は思いを吐露。さらに「国際大会の怖さ。あの1発、2本のホームランでチームの流れが一気に相手に傾いたんで、本当に1球の怖さを僕自身も感じました」と試合を振り返りました。 戸郷投手は2023年のWBCにも選出され、世界一に貢献。WBCではベテラン選手たちも多く選出されていましたが、今回は若手中心のフレッシュな布陣となっていました。 “侍ジャパン”に関して戸郷投手は「WBCはまだ先輩が引っ張ってくれてましたけど、今大会は若い人たちが引っ張る。その中でチームとピッチャー陣の柱としてやりたかった」とし「その中で全試合失点しましたし、まだまだ反省しないといけないところもたくさんありました」とコメント。「本当に悔しいですけどね、まだまだ戦いは終わらないと思うんで、頑張りたいと思います」と意気込みました。 また今大会での経験について「来シーズンに向けてもそうですし、次のWBCに選ばれるように。まだまだ僕の戦いは終わらないんで、この悔しさっていうのも1つバネにしてやっていければなと思います」とコメント。 さらに「世界大会の借りは世界大会でしか返せないんで、次は必ずいい結果が残せるように頑張りたい」と語り、再戦の機会があれば「必ず先発で倒したい」とチャイニーズ・タイペイへのリベンジを口にしました。