ソフトバンク小久保監督の娘、春菜が芸能界の荒波に飛び込んだ 将来はスポーツキャスターか、女優か/芸能ショナイ業務話
昨年の高校野球「センバツ応援イメージキャラクター」を務めたアイドル、久慈愛(18)は阪神、中日で鉄壁の守備を誇った名遊撃手、久慈照嘉氏(55)の長女。 【写真】小久保春菜と岡島秀樹氏 5月5日にベルーナドームで始球式に登板し、話題を集めたモデル、細川愛倫(20)は西武、ソフトバンクなどで活躍した名捕手、細川亨氏(44)を父に持つ。プロ野球選手の娘さんたちに美人が多いのには驚くばかりだ。 キュートな新人タレントの父親がひいきチームのレジェンド選手だと知ると、思わず応援せずにいられない野球ファンも多いだろう。現役監督なら、なおさらだ。 パ・リーグで首位を快走するソフトバンク・小久保裕紀監督(52)の長女、小久保春菜(25)が先月、芸能界デビューを果たした。記者は実質的な初仕事に密着取材させてもらった。 横顔を紹介すると、昨年8月、世界4大ミスコンテストの1つ「ミス・アース」の日本大会で準グランプリに輝き、惜しくも世界大会出場は逃したものの、一躍世間の注目を集めた。それから9カ月、芸能界の荒波に飛び込んだ。 「ミスコンに出て、自分を磨くことの楽しさを知り、人前に立つことに興味を持ちました。それで芸能界で頑張ってみようと思いました」 170センチの長身にキラキラした瞳。初対面から礼儀正しく、質問にも快活に答えていく。東都リーグ・青学大在学時からプロ現役時代も含め、チームを統率し続けた小久保監督譲りの実直な性格を感じさせた。 「父を見ていて、人のために努力できる人になりたいと思ったんです」とも語った春菜。ただ、幼少時、夢中になったのは日本舞踊とバドミントン。高校時代は陸上部で七種競技に励んだ。 部活に野球やソフトボールを選ばなかったのは意外だが、「野球をやっていた2歳上の兄が周りから父と比べられているのを見ていたので、やろうとは思わなかったですね」と苦笑い。 初仕事は新潟・十日町市で行われた少年野球教室の始球式。本番前、「ボールを投げるのはバッティングセンターの的当てくらいだから不安」と漏らしながらも、女子選手とキャッチボールする姿がすでにさまになっていた。 本番では、父と巨人で2年、ソフトバンクで1年同僚だった元メジャーリーガー、岡島秀樹さん(48)が構えるミットにノーバウンドでストライク投球。華麗なホームは、DNAがそうさせたのだろう。