大谷翔平、メジャー7年目で悲願の世界一「本当にこのチームを誇りに思ってます」/一問一答
<ワールドシリーズ:ヤンキース6-7ドジャース>◇第5戦◇30日(日本時間31日)◇ヤンキースタジアム ドジャース大谷翔平投手(30)が、メジャー7年目で悲願の世界一を達成した。 左肩の亜脱臼を抱えながら、「1番DH」でスタメン出場。ヤンキースの先発コールに4打数無安打に抑えられたが、1点を追う8回は同点に追い付いた直後の1死二、三塁から打撃妨害で出塁した。続くベッツの中犠飛で、チームは大きな勝ち越し点を奪取。4年ぶり8度目のワールドチャンピオンに輝いた。 【大谷の会見での一問一答は以下の通り】 -率直な気持ちを 最後まで一番長いシーズン戦えたことを光栄に思いますし。チームに来て1年目で、こういう経験に時に立ち会えて、すごく光栄だなと思います。 -ここまでを振り返って シーズンもシーズンで苦しい中でも首位でやっぱり勝ち抜いて、チームの強さがあったと思いますし。ポストシーズンも素晴らしいチームを相手にしながら、自分たちの野球ができたっていうことに誇りを持ってますし。今日このように、こういう風に最後まで勝ち切れたっていうのが、本当にこのチームを誇りに思ってます。 -ベッツとフリーマンの存在は 今までも素晴らしい選手の皆さんと野球をやらせてもらって、本当に自分の野球観というか、自分の野球の技術も上げてくれるような、そういう素晴らしい選手とやらせてもらって。フレディ(フリーマン)とムーキー(ベッツ)はもちろんそうですけど、本当に1番から9番まで、オフェンス面で言えば、本当に自分の仕事をプロフェッショナルにこなしていく、そういう選手たちが集まっていたなとは、今考えてもそう思います。 -日本で優勝した時とお祝いの仕方が違うが、どちらの方が味わってみていいか WBC時もやりましたけど、日本の場合はもうちょっと控えめな感じはあるので、こっちの方が豪快にというか、そういう楽しみ方っていうのは人それぞれですけど。本当に最後こういう形でシーズンを終えられたっていうことが本当にうれしく思います。 ー0-5から逆転した。チームの雰囲気は やっぱり得点した回、5点取った回はすごく大きかったですし。結果的にもちろん相手のエラーもあったと思うんですけど。全員がボールに対して必死に食らいついた結果が、ああいう風な形でチャンスをものにできたんじゃないかなと思うので。本当に素晴らしいオフェンスのつなぎ方だったなと思います。 -迷って入団したドジャースはよかったか 結果的に一番長いシーズンを過ごすことができて、すごく光栄に思いますし。本当に自分自身の決断とかっていうよりも、本当にこのチームで1年間できたっていうことに感謝したいですし。チームメートたちを、本当にスタッフの皆さんもそうですけど、誇りに思ってます。 -チームとしてシーズンを振り返ってどこが一番苦しかったか ここっていうのはもちろんないとは思うんですけど、全体的にやっぱり、もちろんケガ人が出たシーズンだったと思いますし。本当に入ってきた選手、代わりに出た選手がそれをカバーするっていう試合がやっぱり多かったと思うので。もちろん逆転が多いスタイルというか、本当にみんなどれだけ取られても諦めずにブルペンもつないでいく、そういう気持ちが本当にこういう勝ちにつながってるんじゃないかなとは思ってます。 -真美子夫人やデコピンへ 本当に感謝しかないですね。それは1年間長いシーズンですし、僕は慣れてますけど、シーズンを戦っていくっていう、このぐらいのシーズン、160試合プラスっていうのは慣れてますけど。彼女はそうではないので、本当にこれだけ長いシーズンを支えてもらったっていうのは感謝してますし、来年以降も頑張っていきたいなと思ってます。 -シーズンは長かったか 長かったですね。 -シーズン序盤はグラウンド外でのことや今は左肩の不調があった。グラウンドに立つ信条は このポストシーズンで言えば、ケガをした後ももちろん自分自身の中ではプレーする準備をしたいなと思ってましたし。何よりも必要だと言ってもらえた、プレーしてほしいと言ってもらえたことがすごく光栄に思ってるので。そこに対してそう言ってもらえたことに感謝してますし。そういう気持ちが1年間頑張って、自分の中で頑張ってこられた要因なのかなと思ってます。