パリ五輪男子バレー日本代表 甲斐優斗選手 母校・日南振徳高校で意気込みを語る
延岡市出身で日南振徳高校卒業のパリオリンピック男子バレー日本代表、甲斐優斗選手が宮崎に帰ってきました。 5日は県庁、そして母校を訪れ、オリンピックへの意気込みを語りました。 【写真を見る】パリ五輪男子バレー日本代表 甲斐優斗選手 母校・日南振徳高校で意気込みを語る 5日午前、県庁を訪れたのは、身長2メートル、延岡市出身でパリオリンピック男子バレー日本代表に選出された甲斐優斗選手。 首から下げているのは、ネーションズリーグで獲得した銀メダルです。 日南振徳高校を卒業後、大学に在学しながら世界の舞台で活躍している甲斐選手は、今月末に開幕するパリ五輪の日本代表にチーム最年少の20歳で選出され、活躍が期待されています。 (甲斐優斗選手) 「パリオリンピックでは、自分の持ち味であるサーブだったり、スパイクというところでチームに貢献して、チームの目標であるメダル獲得という目標をしっかり達成できるように頑張っていきたいと思います」 そして、午後、甲斐選手が、おととし、卒業した母校の日南進徳高校では、壮行会のため生徒およそ450人が集まりました。 (生徒) 「ネーションズリーグをほぼ全試合見ていたので、その選手が生で見られるのはうれしいし、振徳に入ってよかったなと思う」 (バレー部の生徒) 「本当にずっと憧れてきたので、生で見られるのがとても楽しみ」 「ワクワクがすごい」 (高橋美苑リポーター) 「日本代表の甲斐選手。ネーションズリーグでの戦いを終えて、今母校に凱旋です」 生徒たちからの大きな拍手で出迎えられた甲斐選手。 壮行会では、甲斐心和生徒会長が「振徳高校で教わった潔己・至道・振徳の精神も忘れず、パリオリンピックに望んでください」と甲斐選手を激励しました。 そして、甲斐選手がパリオリンピックへの意気込みを述べました。 (甲斐優斗選手) 「パリオリンピックでは、今の強い日本代表の一員として戦うことを誇りに、自分のプレーをパリオリンピックの舞台で出せるようにしっかり準備をしていきたい」 最後には、男子バレーボール部の田中龍司主将から花束が贈呈。 憧れの先輩と特別な時間を過ごした生徒たち。 一方、甲斐選手にとっても、後輩たちからの声援は大きな励みになったようです。 (甲斐優斗選手) 「練習していた体育館で、こうやって(壮行会を)やってもらえて嬉しく思うし、懐かしくも感じる。たくさんの方に自分を知ってもらえて、すごく応援してもらえているので、それを糧に今後戦っていけたら」
パリオリンピックは今月26日に開幕し、バレーボール競技は27日からとなっています。
宮崎放送