9月に入って初めて猛暑日地点ゼロ 全国的に曇りや雨で厳しい残暑おさまる
今日22日(日・秋分の日)は前線や低気圧の影響で広く曇りや雨となり、猛烈な暑さがおさまりました。午後3時までに最高気温が35℃以上の猛暑日となった所はありません。9月に入って初めて猛暑日地点がゼロになりました。
低気圧や前線通過 猛暑おさまる
今日22日(日・秋分の日)は低気圧が北陸から東北を東進し、低気圧から延びる前線が本州を南下中です。このため全国的に曇りや雨となり、日中は九州から東海を中心とした厳しすぎる残暑がようやく落ち着きました。 午後3時までの最高気温は、高い順から、沖縄県北大東村で33.7℃、鹿児島県奄美市の名瀬で33.5℃、三重県松阪市の粥見で33.3℃となっており、35℃以上の猛暑日となった所はありません。今シーズンは8月29日にいったん猛暑日地点がゼロになったものの、その後、再び広い範囲で猛烈な暑さが続いており、9月に入ってからは初めて猛暑日地点がゼロになりました。 東北や北海道は20℃に届かなかった所が多く、最高気温は昨日に続き広く10月並みでした。
明日は天気回復 気温30℃超も 蒸し暑さ和らぐ
明日23日(月・振替休日)は天気が回復する所が多いでしょう。最高気温は北海道や東北北部で20℃前後、東北南部で25℃前後の予想です。関東から九州は30℃前後まで上がりますが、前線の北側になるため、比較的乾いた空気に包まれるでしょう。これまでのような耐え難いほどの蒸し暑さはなく、日陰に入るとしのぎやすく感じられそうです。
日本気象協会 本社 日直主任