【バスケW杯】日本と対戦するベネズエラの若手有望株ガーリー・ソホ 会場の日本ファンに感謝
◇FIBAバスケットボールワールドカップ2023 順位決定戦グループO 日本-ベネズエラ(31日、沖縄アリーナ) 【画像】富樫勇樹選手と高校時代にチームメートだったベネズエラ代表のマイケル・カレラ選手 沖縄で開催されているバスケットボールワールドカップ。日本は31日、順位決定戦でグループF4位のベネズエラと対戦します。 前日の試合前、ベネズエラの練習を取材すると3ポイントやフリースローの練習をする選手、コートサイドではストレッチポールを使い体をほぐす選手の姿が見られるなどリラックスしたムードが漂っていました。 その中でシュート練習を黙々と続けていたのが、チーム最年少23歳のガーリー・ソホ選手。スペインリーグに参戦する若手有望株のソホ選手。W杯予選では11試合に出場し平均9.0得点。今大会の初戦ではルカ・ドンチッチ選手擁するスロベニアと対戦し、敗れたもののチームトップ16得点の活躍を見せました。 練習後、ソホ選手に自分の強みを聞くと「ファストブレイクが得意。あとオフェンス、ディフェンスにかかわらずリバウンドも強みだと思っている」と少し照れるような表情で話してくれました。 ほぼ日本の真裏に位置する南米のベネズエラ。今大会に選手たちの家族は来日しておらず、また会場で目にするベネズエラのファンも決して多くありません。それでも、沖縄のこどもたちやバスケファンが詰めかけ、ベネズエラをはじめとする海外チームの試合に声援を送っています。 ソホ選手は「日本のファンも選手も、とてもみんな優しくて親切だから、それに対してずっとお礼を言いたいと思っていた。ありがとう」と感謝の気持ちを述べました。