都内で映画「傲慢と善良」の舞台挨拶を行った(左から)萩原健太郎監督、藤ヶ谷太輔、奈緒

　Ｋｉｓ―Ｍｙ―Ｆｔ２の藤ヶ谷太輔、女優の奈緒が２８日、東京・ＴＯＨＯシネマズ日比谷でダブル主演映画「傲慢と善良」（萩原健太郎監督）の舞台あいさつを行った。 　辻村深月氏の同名小説が原作。マッチングアプリで出会った女性・真実と婚約した架（かける）。直後に真実が失踪し、彼女の過去、嘘（うそ）が明らかになっていく。 　藤ヶ谷は「（無事に公開されて）すごくうれしい気持ちでいっぱいです。自分の宝物を、皆さんにお渡しする気持ち」。公開初日の２７日は、この日と同じ映画館の別スクリーンで、マネジャーと鑑賞したことを報告。「結構ソワソワしてしまって。待ちきれなくて、夜、見に行ったんです。シアター３で見たんですが、いい映画でしたね」と照れくさそうに語った。 　「目立たない端っこの席」に座ったというが、「幅広い方に見て頂いて。ひとりの方、年配の方、複数の方もいましたし。幅広く愛される映画になったらいいな、と強く思いました」と熱望。「ＳＮＳにも書きましたが、小さな、小さな、大恋愛（の映画）に感じました。相手を愛する・愛される、ちゃんと愛することができるか・愛されることができるか。見れば見るほど、考えることが膨らんでいきました」と話した。