早咲きのボタンを愛（め）でる参拝者=岡山県津山市で

　「ぼたん寺」として知られる岡山県津山市の清眼寺で早咲きの品種が開花し、参拝者が優雅な花の姿を楽しんでいる。20日から「ぼたん・シャクヤク祭り」が開かれる。 【写真】優雅に咲きほこる清眼寺のボタン

　栽培している約100種、約300株のうち、ピンクの「獅子頭」や赤い「芳紀」、純白の「玉天集」などが咲き始め、境内を華やかに彩っている。週明けには見ごろを迎えるという。シャクヤクも咲き始めているほか、かわいらしいサクラソウも目を引く。

　期間中はお釈迦さまの誕生を祝う灌仏（かんぶつ）と甘茶・菓子の接待、ボタンとサクラソウの苗木の販売を行う。

　24日は午前11時15分から琴の演奏会を開催する。27日は午前10時半から筆供養、11時から津山ジュニアジャズオーケストラの演奏会、そのあとボタンの育て方講座。27日は1日限定で、人気のキッチンカーと駄菓子・玩具店が出店する。

　問い合わせは、同寺（TEL：0868-28-1237）。