松下洸平“牧野”、心疾患の子供を持つ家族を救う姿に「涙が止まらなかった」「心に響きます」の声<放課後カルテ>
松下洸平主演のドラマ「放課後カルテ」(毎週土曜夜9:00-9:54、日本テレビ系/※Hulu・TVerでも配信)の第3話が10月26日に放送。先天性心疾患の家族がいるという複雑な冴島家の話が描かれ、Xでは「涙が止まらなかった」といった投稿が相次いでいる。 【写真】松下洸平“牧野”と言い争う森川葵“篠谷” ■学校医が主人公の保健室ヒューマンドラマ 日生マユの同名漫画(講談社「BE・LOVE」所載)が原作の本作は、世代を超えて多くの読者から愛されている作品を初めてドラマ化。学校医として小学校に赴任してきた、文句ばかりで口も態度も大きい問題の小児科医・牧野(松下)が、鋭い観察眼で“言葉にできないSOS”を見抜き、未来へ向かう子どもたちの背中を押す、保健室ヒューマンドラマとなっている。 ■啓の弟・直明が学校に忍び込み… 6年2組の児童・冴島啓(岡本望来)の弟が、かつて病院で担当していた患者・冴島直明(土屋陽翔)だと知った牧野。牧野を慕う直明のために、啓は保健室の悪いうわさを流して牧野を小学校から追い出し、病院に戻そうとしていた。 牧野が小学校に赴任した後、直明の主治医となった咲間(吉沢悠)は、春ごろには直明の手術ができるのではないかと母・環(ソニン)と父・裕二(田中幸太郎)に話す。退院できることになった直明は喜ぶが、体調を第一に考えて心配する母から、学校に行くことを許してもらえない。しかし、好奇心旺盛な直明は、環が留守の隙を狙って外出しようとする。懇願する弟を拒否できず一緒についていく啓。 直明の体調を考え家に帰ろうとすると、トイレに行きたいと学校に忍び込んだ直明は、啓の目を盗んで校内の探険に出かけてしまう。同じころ、学校で怪談ツアーをしようと隠れていた拓真(柊吾)、宏哉(吉田奏佑)、大和(山口暖人)と出会った直明は、6年生の彼らと友達になり、ツアーに同行することに。しかし、直明の体調は学校探険の途中で徐々に悪化していた。 一方、啓は学校で唯一直明のことを知っている牧野に助けを求め、一緒に探すがなかなか見つからない。やっと教室にいた直明たちを見つけた牧野は、呼吸が粗くなっている直明を帰るように諭す。家に着いた啓は、楽しそうな直明の話を笑顔で聞くのだった。 ■再構築する冴島家に「涙が止まらなかった」 後日、公園で遊んでいた直明を裕二がジャングルジムに上らせている様子を見て、心配のあまり怒りをあらわにする環。そんな中、啓は環に直明の成長を知ってもらおうと、内緒にしていた学校探検のことを話す。その話を聞いた環は、喜ぶどころか怒りで啓の頬をぶってしまう。翌日、冴島家から学校に一本の電話が入る。啓が夜になっても帰宅していないとのことだった。篠谷(森川葵)に連れられ、一緒に啓を探す牧野。 一方、過去を回想している啓。過去に啓が外に連れ出した際に、直明は急な運動のせいで先天性心疾患の症状が悪化し、倒れて救急車に運ばれていた。この出来事から、直明に対して責任を感じていた啓は、また余計なことをしてしまったと保健室で一人、涙を流していた。 啓が保健室にいるかもしれない、という篠谷の勘により保健室に戻った牧野は、静かに啓の話を聞く。全てを聞いた牧野は「子供が直明の病気背負えると思うか?」「お前の責任なわけがない」とぶっきらぼうながらも優しく諭す。 啓を迎えにきた裕二と環と直明。「どれだけ自分勝手なの」と環が啓を責める中、牧野は環の思いを尊重しながらも、啓がどれだけ直明のことを思っているのか伝える。牧野の言葉により、冴島家は改めて家族の思いが一つであることを再認識するのだった。 冴島家のストーリーが描かれた第3話。SNSでは「涙が止まらなかった」「心が救われる」「なんてすごいシーン」「牧野先生のストレートな言葉はダイレクトに心に響きます」「考えさせられるなぁ」といった投稿が相次ぎ、反響を呼んでいる。 ◆文=ザテレビジョンドラマ部