「不要不急の外出は控えて」“今季最強寒波”襲来で青森の積雪増加 本州の日本海側中心に広く雪害発生の危険性高まる 気象庁と国土交通省が会見で警戒呼び掛け
今シーズン最強クラスの寒波が流れ込んだ影響で青森県内は津軽を中心に再び積雪が増えています。連日の降雪に加え、10日にかけて寒波の影響が本州の広範囲に及び雪害が発生する危険性が高まっているとして、国は交通障害などを念頭に不要不急の外出を控えるよう呼びかけています。 【写真を見る】「不要不急の外出は控えて」“今季最強寒波”襲来で青森の積雪増加 本州の日本海側中心に広く雪害発生の危険性高まる 気象庁と国土交通省が会見で警戒呼び掛け 強い冬型の気圧配置の影響で、県内では津軽を中心に雪が降り続き、各地の積雪は青森で102cm、五所川原で79cm、弘前で77cmなどと再び増加に転じています。 青森市は依然として路面状況が悪いエリアもあり、渋滞が起きているほか、運転そのものをあきらめる人も…。 青森市民 「車に乗りたくない。道路状況がいいと思って変な道に入ってしまうと、戻ることもできないし進むこともできない。本当に怖い」 今シーズン最強クラスの寒波を受けて、気象庁と国土交通省は合同で会見を開き、本州の日本海側を中心に広い範囲で雪害が発生する危険性が高まっているとして、警戒を呼び掛けました。 国土交通省水管理・国土保全局 西澤賢太郎 防災課長 「車両の立ち往生、道路の通行止め、公共交通機関の大幅な遅延や運休が発生する恐れがあります。不要不急の外出は控える。予定を変更することもお考えください」 9日午後6時までの24時間に予想される降雪量は、津軽と三八上北の平地で20cm、山沿いで30cm、さらに10日午後6時までに津軽が平地で40cm、山沿いで50cm、三八上北が平地で20cm、山沿いで30cmなどとなっています。 大雪による交通障害などに注意警戒が必要です。
青森テレビ