ひとり親世帯の保護者の就労環境の改善を図り所得の向上につなげようと、県は簿記などの資格取得を支援する講座を開講します。 県の調査では県内のひとり親世帯の割合は全国と比べておよそ２倍で、就労収入は正規雇用でも母子世帯ではおよそ６割、父子世帯でおよそ４割が３００万円未満しか得られていない実態が明らかになっています。 県は、キャリアアップを後押しすることで所得の向上につなげようとひとり親世帯の保護者を対象に簿記などの資格取得やパソコンの基礎的なスキルを習得できる講座を開いていて、今年度の受講者の募集を開始しました。 授業料は無料で、働きながら学べるよう夜間に授業が行われるほか、託児所も設置され専門のコーディネーターが就職や転職に関する支援を行います。 申込みは来月３１日までで定員に達し次第、募集を終了します。 ■那覇校：沖縄産業支援センター０９８－９８８－４２００ ■うるま校：いちゅい具志川じんぶん館０９８－９７２－５２１１